Contract processing 受託加工サービス
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加工メニュー
受託加工は目的に応じて大きく6種類の加工があります。
材質問わず、プラスチック/金属/ゴム/セラミックなど幅広く対応可能です。
- 取る●バリ取り
●セキ折り
●冷凍バリ取り
●切削加工
●微細加工
●高精度加工 - 粗す●塗装前下地処理
●梨地処理(つや消し、防汚、滑り止め)
●反射防止処理
●鋳造品研掃
●封孔処理
●鋳造湯しわ、シミ消し - 落とす●塗装剥離
●成膜剥離
●酸化膜除去
●付着物除去
●金型洗浄
●砂おとし - 描く●エッチング
●美装加工 - 磨く●光沢仕上げ
●摺動面平滑化 - 強くする●ピーニング
CASE
加工事例
弊社では、製品や素材にブラストで加工を施し、ご返却する「受託加工」を行っています。
FLOW
納品までの流れ
- 01お問合せこちらのお問合せフォームにて、必要事項をご記入のうえ、ご送信下さい。
お電話、FAXでも対応可能ですが、以下のご確認項目について
事前にご整理頂けるとスムーズに対応できます。
TEL:03-3394-8221(平日9:30~17:00)
FAX:03-3394-8482
【ご確認項目(回答例)】
① 加工目的(自動車部品の塗装前下地処理)
② 製品材質(アルミダイカスト)
③ 製品の大きさ( 100mm×100mm ×100mm )
④ 加工個数(100個程度)
⑤ その他ご要求事項(仕上がりや加工条件の指定等) - 02テスト加工
(試作)弊社では本加工前に、可能な限りテスト加工(試作)をおすすめしております。
基本的に無償で対応致します(一部有償の場合もあります)。
仕上がりにご満足いただけない場合は、条件(使用研磨材、加工方法)を変更しての再テスト加工を承ります。
【テスト加工の流れ】
①加工する製品のご発送
②見積書(概算)の提出
③テスト加工実施
④製品返送
⑤仕上がりチェック
※お客様のご対応は太字部分となります。 - 03ご注文テスト加工結果にご満足頂けましたら、下記の流れでご注文頂きます。
初回のみ、ご注文段階でのご入金をお願いしております。
(2回目以降は製品受渡し後のお支払いとなります)
【ご注文の流れ】
①見積書(確定)の提出
②ご注文書のご提出(メール/FAX/郵送)
③加工製品のご発送
④ご入金(初回のみこのタイミング)
※お客様のご対応は太字部分となります。
- 04本加工初回ご入金確認後、お預かりした製品を加工いたします。
- 05発送本加工後、製品と納品書を発送致します。
【発送の流れ】
①製品発送
②納品書郵送(代金引換の場合、納品書は製品に同梱致します。)
③ご入金(2回目以降はこのタイミング)
※お客様のご対応は太字部分となります。
弊社では、製品や素材にブラストで加工を施し、ご返却する「受託加工」を行っています。
FAQ
よくある質問
どんな樹脂材質に向いている?
- 熱硬化性樹脂:フェノール、ユリア、ジアリルフタレート、エポキシ、不飽和ポリエステルBMCなど 熱可塑性樹脂:PPS、ナイロン、レニー、PETなどエンプラ樹脂ガラスフィラー強化プラスチック、PBTなど ゴム:天然ゴム、NBR、EPDM、シリコンゴムなど
どのような加工が出来るか
- ●樹脂成形後の各部のバリ取り、成形後に残った離型剤除去、異物、付着物の除去 ●3Dプリンタモデルのサポート除去、洗浄 ●インモールド、加飾成形品の不要なフィルム除去 ●アルミ、亜鉛ダイカスト部品のバリ取り ●機械加工後のカエリバリ、毛バリ、糸バリ除去、研削加工後の残留微細バリ取り ●MIM部品、焼結金属部品の不要箇所の除去、型成形後のバリ取り ●母材にダメージを与えないインク剥がし、薄膜、塗装剥離等の様々な加工ができます
加工実績は
- 電機機器メーカー、電子部品メーカー、自動車部品メーカー、樹脂モルダー、ゴム成型メーカー様などへの実績が多くあります
大きさはどれくらいのものが出来るのか
- 対象物のサイズは通常は、50mm~100mm前後のこぶし大程度のものが多く、小さなものは5mm程度の物もございます 弊社の装置では5mm~500mm程度のものが対象サイズですが、それ以外のものは加工目的、ワーク材質により対応可能です
小物部品を大量に加工できるのか
- 20~30mm程度までの小物品でしたらカゴの中に入れて加工する装置があり、小物部品の量産に対応可能です 大容量のインペラー式のデフラッシャーですと25リッター(10kg)ほどの量が1バッチで加工可能です、また長さは550mmまで可能です
ワーク表面を荒らさずに加工が出来るか
- 樹脂部品の成形条件、成形材料グレードなどによりますが、表面を極力荒らすことなくバリ取りが可能です とくに硬化性樹脂の場合は表面肌が全く変化なくバリ取り加工が可能です、可塑性樹脂については、例えば同じPPS樹脂でも成形材料メーカー、グレードにより変わることがある為、確認が必要です
ワークがキズ付かないか
- 軟らかいメディアを使用するソフトブラストで加工しますのでワークを傷めずキズ付けずに加工が可能です
加工でワークが欠けたり、割れたりしないのか
- ブラスト加工のメディア衝突によりワークが欠ける事はめったにありません ただし量産時の加工の場合、カゴにワークを多数入れてバッチ処理する際など、ワーク同士の衝突で欠ける事がございます その際はワーク同士接触しない様、治具を使用するなどの対策が必要になります
ホコリ付着、静電気対策はなにがあるのか
- ブラスト加工で発生するホコリがワークに付着することがあります、弊社ではブラスト機に使用する静電気防止剤の販売、 また静電防止剤入りの研磨材をご用意しております、また装置でのイオンブローや除電シートなど対策をする場合もございます 極力ホコリが付着しないように加工条件を選定いたします
サンプルテスト、試作加工はできるのか
- もちろん可能です テスト内容について事前にお打ち合わせをお願いいたします
サンプルテスト、試作加工の費用はいくらか
- 初回の数個程度の加工でしたら費用は頂いておりません、ただしテスト条件により有償になる場合がございますので 別途お打ち合わせをお願いいたします
サンプルは何個必要か
- 味見テストでしたら数個で構いません、加工条件が複数の場合は内容により判断いたしますので、ご相談ください
テスト加工の納期はどれくらいか
- おおむね1週間程度みていただければと思います、諸条件により変わりますので別途お打ち合わせをお願いいたします
サンプルは持ち込みでテスト加工に立ち会いたいが可能か
- 可能でございます ご希望の日にちをご連絡いただければ幸いです
テストした条件等は教えてもらえるのか
- すべてではございませんが、必要であれば加工条件をご連絡致します
量産品の加工は可能か
- 数量/納期等の加工条件にもよりますが、対応可能です ワークのサイズ、形状などにより装置の選定を行います、またご希望の生産数量をお聞かせいただければ、受託量産加工のお見積り可能でございます
量産時の加工単価はいくらか
- 加工内容、ワーク種類により変わります、味見テスト加工時、または量産テスト加工時の条件をもって加工単価を算出いたします
加工依頼品が要求通りに仕上がってなかった場合どうなるのか
- 加工方法が違っていた場合は修正をして再加工致します、仕上がり状態により再加工不可能な場合は新しいワークを加工致し、再度ご評価をしていただき、仕上がりに問題無ければ量産加工を再開いたします 加工方法が正しいにもかかわらず仕上がりが違う場合はワーク素材の状態が以前とは異なっている可能性がございます
ブラスト加工後の洗浄はどのようになるか
- 通常は加工後にエアブローになります、超音波洗浄など液体洗浄は行っておりません
加工前後の拡大写真、表面粗さは測定できるか
- はい、可能でございます、ご希望の箇所の御指定をお願い致します
バリ取り加工テストは、どのような手順で依頼すればよいのか
- まず、webサイトのお問い合わせフォームより対象のワーク情報をご記入いただきましたら、弊社営業より一度ご連絡を差し上げます 通常は、その後バリ取り希望のワークの実物をお送り頂き、弊社にてバリの発生状態、バリ取り可否見極め加工をさせていただいてからお客様ご了解の上、実際の加工作業に入ります。
まだ立ち上がっていない試作ワークのバリ取りができるか判断可能か
- 企画段階の生産部品、ワークの場合は、図面と類似ワーク現物をお送りいただき、ブラスト箇所、マスキング箇所、バリ程度などをヒアリングさせていただき、お打ち合わせ内容により判断することになります。
直接取引は可能か
- 直接取引、代理店、商社様取引も可能でございます、弊社営業へお問い合わせをお願いいたします
加工装置の販売もしているのか
- 試作加工、量産加工テストにおいて条件が確定いたしましたらその内容にて装置の仕様をきめて見積も可能です。
加工で使用した研磨材の販売もしているのか
- もちろん販売しております。日本国内、東南アジア各国、インド、中国への販売実績がございます
研磨材の価格はどれくらいか
- 材質、サイズ、数量、納入場所等により異なりますので弊社営業までお問い合わせください
研磨材のサンプルはもらえるのか
- 1kg程度ご提供は可能です、研磨材の在庫状況によりますので一度弊社までご連絡をお願いいたします
研磨材は環境規制に対応しているか
- RoHS指令、REACH規則ほか各種環境規制に対応しております、研磨材の種類により適応が異なりますので弊社営業までご連絡をください
弊社では、製品や素材にブラストで加工を施し、ご返却する「受託加工」を行っています。
ABOUT
ブラスト処理とは
ブラスト処理は粒状の研磨材(メディア)を投射して、製品表面を研磨する表面処理方法であり、広範囲の表面を素早く均一に研磨、バリ取りを行うことができます。大きな建材用鉄骨、船舶部品、自動車部品や、小さな樹脂製品、電子部品まで、様々な市場で幅広い加工が可能です。
ABOUT
ブラスト装置の種類と研磨材
ブラスト装置は様々な分類がありますが、まず投射方式において、大きくショット/エアーの2種類に分類されます。ショットブラストは機械式とも呼ばれ、羽根車(インペラー)の回転力によって研磨材を広範囲に投射する方式、エアーブラストは、圧縮空気などの風圧によって研磨材を投射する方式となります。
投射物としては、研磨材に水を混合するか否かで、 ドライ/ウェット(乾式/湿式)の2種類に分類されます。研磨材の材質は、樹脂系/植物系/ガラス系/鉄系/セラミック系など様々あり、製品の材質や、加工方法に合わせて使い分けられます。研磨材の形状や大きさも様々で、加工精度、加工方法、予算等に合わせて最適なものが選択されます。弊社の取り扱う研磨材は400種類以上の組み合わせがあります。
ABOUT
加工目的と装置
加工室内のシート状のエプロンゴムが駆動し、製品を転がしながら加工する方式になります。複数の製品を同時に加工できます。
ブラスト処理には様々な加工目的があります。
バリを取る、表面を粗す、サビ等の付着物を落とす、金属の疲労強度を高めるピーニング、製品の表面を滑らかに磨くなど、その目的は様々であり、対象となる製品もまた様々です。
加工目的に合わせて、様々なブラスト装置のタイプがあります。
多くの種類の製品を処理したい場合や、大物・重量物を処理するならテーブルタイプ、小物・薄物部品などを大量に処理したい場合はタンブラータイプ、製品の変形や、欠けを避けたい場合はハンガータイプを使用するといったそれぞれの加工目的に合わせ最適な装置を選んでいく必要があります。製品とその加工目的に対し使用する装置と研磨材を慎重に選定していく必要があります。弊社では無料のテスト試作を行っており、事前に装置や研磨材の条件出しを行っているため、安心、確実に目的の加工を実現致します。